CoD:診断連鎖を用いた解釈可能な医療エージェントの実現に向けてCoD, Towards an Interpretable Medical Agent using Chain of Diagnosis
医療診断の分野は、大規模言語モデル(LLM)の登場により大きな変革を遂げてきたが、これらのモデル内での解釈可能性に関する課題は依然としてほとんど未解決のままである。本研究では、LLMベースの医療診断の解釈可能性を向上させるために、Chain-of-Diagnosis(CoD)を導入する。CoDは、診断プロセスを医師の思考プロセスを反映した診断チェーンに変換し、透明な推論経路を提供する。さらに、CoDは意思決定の透明性を確保するために、疾患の信頼度分布を出力する。この解釈可能性により、モデル診断を制御可能にし、信頼度のエントロピー減少を通じて重要な症状を特定するのに役立つ。CoDを用いて、9604の疾患を診断可能なDiagnosisGPTを開発した。実験結果は、DiagnosisGPTが診断ベンチマークにおいて他のLLMを上回ることを示している。さらに、DiagnosisGPTは診断の厳密さを制御可能にしながら、解釈可能性を提供する。